取扱製品一覧

LTO Ultrium（Linear Tape-Open）とは、Seagate社、HP社、IBM社が共同開発した テクノロジーに基づいて設計された大容量高速テープフォーマットです。この規格は公開されており、 テープカートリッジ１巻当たり100GB（圧縮時：200GB）の第１世代（LTO1）から48TB（圧縮時： 120TB）の第10世代（LTO10）までの ロードマップが計画されています。

第３世代（LTO3）からはWORM機能が採用され、WORMカートリッジはデータの読出しは出来ますが、消去や上書きが出来ない仕様になっています。

第４世代（LTO4）からはドライブに暗号化機能が追加されています。

第５世代（LTO5）からはパーティション機能が追加され、高速頭出しが可能となりすばやく特定のファイルにアクセスできるようになりました。

更に、LTFS（Linear Tape File Sistem）（※）によりファイルシステムのサポートが可能になりました。テープでありながらOSからファイルシステムとしてアクセスでき、外付HDDやUSBメモリーのようにドラッグ＆ドロップによる直観的な使用が可能になりました。
（※LTFSは、LTO5以降で使用可能）

現在、第9世代のLTO Ultrium9までが製品化されており、記憶容量はデータカートリッジ1巻あたり18TB（圧縮時：45TB）まで増大しています。

※LTFSについて、弊社運営の【LTFS.jp】で詳しく紹介しています。